あきらめのよい相談者 (剣持鷹士) [小説感想]
作者と同名の弁護士が語り役。
剣持鷹士は、藤堂法律事務所に勤めるイソ弁、つまり、雇われ弁護士である。彼の元に訪れた少し変わった依頼人達の行動。その話を聞いて秘密を解くのは、剣持の友人、女王光輝ことコーキ。安楽椅子探偵物の短編集。
何気ない日常の法律的な解釈が興味深い。
たまたま、手に取った一冊が大当たりだったって感じだ。
隠れた名作(と言うか、僕が知らなかっただけ?)。
かなり、傑作だと思う。
この作者、これ一冊しか出てないみたいだけど、もっと読みたいですね。
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