SSブログ

キャンパスは深夜営業 (赤川次郎) [小説感想]

キャンパスは深夜営業

キャンパスは深夜営業

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 文庫

大学生の久保山良二は、同級生の若林知香と恋いに落ちる。ある日、良二は、知香が夜になると決まっていなくなることに気づく。なんと、知香は、実は窃盗団の二代目ボスだったのだ。知香は、窃盗団から抜け、良二と駆け落ちする。逃げた先が、二人が通う大学の校舎。大学のとある場所で新生活を始めるも、折しも行われていた学部長選挙の不穏な動きに、二人は関わってしまう。

数ある赤川次郎作品で、何故これか、と言うと、全然意味はなくて、駅にある無料書籍コーナーで入手したから。

久々に、赤川次郎の作品を読んだ。

唐突な状況が変化するんだけど、何故か自然に読めるのは赤川マジック。多作だけど雑ってわけじゃない。実は技巧を凝らしている。赤川らしい大団円は、一種の時代劇の予定調和に似たカタルシスだ。
たまには、赤川もイイね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。