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桜色BUMP―シンメトリーの獣 (在原 竹広) [小説感想]

桜色BUMP―シンメトリーの獣

桜色BUMP―シンメトリーの獣

  • 作者: 在原 竹広
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 文庫

桜子の通う高校の女生徒の間で人気のあったアンティークショップ『不思議堂』。その主人が殺される。死体は原型をとどめないほど切り裂かれていたという。そして、桜子の通う高校でも事件が起きる。

学園ファンタジーミステリーと銘打たれているが、ミステリ読みには明らかに物足りない展開というか、ちょっと、強引に感じた。ファンタジーとミステリの融合って、トリックの部分でそれを成功させるには、もっと、ファンタジーとしての世界観と言うか理を読者に開示しておかないと、ミステリとしてルール違反だと思っている。それが不十分だと、解決編を聞いても、カタルシスが味わえない。
しかし、なんだかんだ言って、結構、引き込まれて読めた。それは、キャラクターが活き活きしてるからだと思う。特に、桜子の張りつめていないのに、つけいる隙が無い感は、流行のツンデレキャラとひと味違って、良いですね。
これも、続巻を読まねばなるまい。


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